ラフロイグ10年 vs ラフロイグセレクト 味と香りの違いを比較してみた

今日は久しぶりにラフロイグ10とラフロイグセレクトをじっくり飲み比べてみた。

個人的にはラフロイグ10の方が美味しかった。

ラフロイグ10の方が香りが豊かな気がした。

ラフロイグ10をグラスに注いだ瞬間、ブワッとスモーキーな香りが広がり、その後時間とともに香りが開き、バーボン樽由来の甘い香りがどんどん漂ってきた。

一方、セレクトはちょっと香りが全体的におとなしめで物足りない感じ。むしろ注ぎたての香りは熟成年数の短いウイスキーにありがちなアルコール臭をかすかに感じた。

セレクトはノンエイジなので、熟成が甘い原酒が混じっているせいかもしれない。

セレクトではバーボン樽熟成原酒に加えてシェリー樽熟成の原酒もバッティングさせているらしいが、シェリー樽由来の華やかな香りはそこまで感じられない。

そしてそのアルコール臭のせいか、度数はラフロイグ10より3度少ない40度なのに、若干ラフロイグ10よりも飲みづらかった。

セレクト単体で飲んでいた時は、「うまい!うまい!さすがラフロイグ!」と飲んでいたのに、丁寧に飲み比べると思っていたよりも味が違ったのでちょっとビックリ。

でもまぁ、ラフロイグ10の正露丸っぽい香りが苦手な人にとってはセレクトの方が良いのかもしれない。

あと、色はラフロイグ10の方が濃い黄金色をしていた。